今日は診察。
10/11から2泊3日で検査入院後、初めての診察でした。
副腎サンプリング検査の結果、希望する手術が適応かどうかを聞く日です。
「副腎サンプリング検査」は、原発性アルドステロン症と診断され、手術を希望する場合に受ける検査です。
腕の血管から採血すると、血液中にアルドステロンが多くある事はわかりますが、左右の副腎のどちらからアルドステロンが主に作られてるかは分かりません。
それで、カテーテルを用いて左右の副腎静脈から直接採血してアルドステロンを測定してホルモン過剰が右副腎か左副腎か両方の副腎かを確かめます。
副腎は片方あれば大丈夫という事で、ホルモン過剰が片側なら、腹腔鏡下副腎摘出術によって、原因となる副腎を摘出する事ができるのです。
私は手術を希望していたので、この検査を受けました。
検査といっても私的には手術みたいなものだったと思っています。
手術台の上にのって、の検査でしたから。
今でもあの時の尿道カテーテルの衝撃は忘れません!!
検査から1週間くらい経って
自分のカルテを覗いたら(病院の受付事務をしています。その病院で受診しています。)採血の結果が出ていました。
サンプリング検査では8ヶ所からまず採血。そして薬剤を入れた後でまた採血、計16ヶ所から採血します、と説明されたと記憶(というのも何度もしつこいですが尿道カテーテルの衝撃で先生の説明もきちんと入らない状況だったので)。間違ってなかったようです。
検査項目名にアルドステロン(1)~(16)。そしてコルチゾール(1)~(16)。
合計32項目の測定値。
部位ではなく(1)とかの表記なので数値を見ても???でしたが、アルドステロンで飛び抜けて大きな数字(桁が違う)が2ヶ所。そしてコルチゾールも大きい所が同じように。
2ヶ所だし何となく両側かな~~
採血の結果とは別に副腎静脈サンプリング検査報告書なるものを見ると、
下大静脈(下・上・中)、右腎静脈、左腎脈(遠位・近位)、左副腎静脈、右副腎静脈の順に計8ヶ所より採血。
と記載されてました。
※副腎静脈サンプリング検査報告書の一部
ということは(7)が左副腎静脈で(8)が右副腎静脈の数値?
なら確実に両方とも高い。両側の可能性大。。。
でもコルチゾールとの関わり(比)とかあるし数字が大きいだけではよくわからない&まだわからない。(期待を込めて)
ネットでサンプリング検査結果の判断基準を検索してみましたが、文献みたいなのがほとんど。PAC/COR値がどうのとかLR>4、CR<1が一般的とかなんとか。。。よくわからないながらも照らし合わせると両側で間違いないような。それでも診察で言われるまでまだわからない(苦笑)と望みを捨ててませんでした。
そしてそれから数日後
またカルテを覗くと、先生の記載があり。
「両側性」という文字がはっきりと記されてました。
両側。。。。。。。。。
予想してましたが、本当に手術したい気満々だったので。
がっかりでした(>_<)
それでも先生に直接言われるまでは、と一縷の望みを。
で、今日の診察
先生「両側でしたね」
「はい、見ました。がっかりでした」
「残念でしたね」(私が手術を希望していたのでその言葉、です。元々手術を希望されない方もいるので。検査自体も結構しんどいものなので手術を希望する人の方が少ないのかもしれません。)
「でも薬飲んでたら大丈夫ですよ」
定期的にCT検査などもする必要があるのかと思い、できればあまり検査したくないと言うと
「CT検査とかはそんなにする必要はないですよ」
という事で…薬を処方されることになりました。
「セララという薬をだします」
可愛らしい名前!と思った時には口に出してました。
先生、苦笑い。
アルドステロンというのを聞いた時もなんとなく可愛らしいと思ってしまいました。。。
「最初は25mgを処方します。それから段々量を増やします」
調子を見て増やす、ではなく確実に徐々に増やす、ということのよう。
手術適応でなければ薬剤治療になるという事だったので、今日の流れは予想通りというか思った通り、そのままです。
副作用については特に言われませんでした。
勿論色々可能性はあるだろうと思うので副作用が無ければ良いな。
血圧は測ってますか?と。最近本当にたま~にしか測らず、で。
きちんと測るように言われました。
薬の作用を見るためには必須みたいだし。
今日からまた朝晩きっちり測定しなければ、です!
お薬は抗アルドステロン薬「セララ25mg」朝1回の服用です。
次回の診察は1ヶ月後、また採血採尿も、です。
昨日も採血採尿しました。
8月から何度採血してることやら。。。
しかもいつも数本とってます。。(>_<)